イラスト制作の裏側

当方にて制作するイラスト制作行程の一例です。実際にクライアント(美容院)のDMに使われたイラストです。右の完成イラストに仕上がるまでの行程を大まかではありますがご覧ください。ひらめきだけで描き始めるのではなく、提案するラフや仕上がりの前にもじっくり検討しています。 ※全てがこの行程で行なわれるわけではありません。

Step-1
要望・資料を受け取り、イメージをまとめる

今回のクライアントからはいつも大まかなテーマだけをいただき、『お任せ』で依頼を受けています。
この案件の要望は「車のイラスト(クラシックなもの)を入れる」。
そこで、イラストを起こすための写真、お店を描くことも検討しているのでその写真も用意しています。資料はクライアントからも提供していただくようにお願いしています。インターネットでの資料収集だけでなく、実際に外に出てイメージを膨らめたり書店や図書館に行って調べることも多いです。すぐにアイデアをメモしておきます。

イラスト制作の為の資料集め

Step-2
アイデアだしからラフの制作(1:構図)

ラフは、アタマの中のみのイメージ(架空のもの)を描く場合は手描き、写真資料を元に描き起こす時には、コンピューター上で合成をしたりと構図をねって描いていきます。
ゆるいタッチやベタ塗り(この段階では色は付きませんが、アタマの中でイメージしています)のものなど何点かラフを描いてみます。実際にラフ画にしてみると仕上がりがイメージできてきます。

イラストのイメージをラフに

検討の結果、お店・人物を入れた構図でのイラストに決定。
必要な場合はこのラフをクライアントに見せて確認をとります。

決定したラフ画

Step-3
ラフの制作(2:色のシミュレーション)

構図が決まった後は、車の色を検討しました。今回はデジタルでの制作の利点を有効に活用し、ラフ画の上に色を置きシミュレーションをしています。お店の壁の色が決まっているので、そことのバランスなども含め検討してみます。

色の検討

テーマであるクラシカルなイメージを車で出すということもあり、クリーム色の車体カラーがマッチしているので『クリーム色』での制作に決定します。

決定したラフ画

Step-4
本制作(仕上げ)

ラフで構図・大まかな色が決定しいよいよ本制作(仕上げ)です。ラフや資料写真を元にバランスを調整しながら描き上げます。人物はラフの時点では仮のポーズでしたので、新たにオリジナルイラストを描いていきます。
今回の案件はデジタル(Adobe Photoshop)での制作のため、レイヤー分けをして各パーツを描いていきました。

レイヤーに分けてイラスト作成

全てのレイヤーを表示し、位置を調整したら完成です。
今回は写真や資料が手に入ったので、比較的作業がやりやすい案件でした。

イラスト完成

美容院用イラスト完成